子供をロボット教室に通わせたいけど・・・、初期費用や月額料金が思ったよりも高く、戸惑ってるのよね。。。
気になる教室は、都心部にしか無いし、最寄りの教室も遠いので送り迎えも大変そう。
こういったお悩みを解決するために、本記事では、ロボット教室/プログラミング教室に代わる選択肢として、自宅で低コストで導入できる、LEGO BOOST (レゴブースト)を紹介します!
目次
1.レゴブーストで自宅をロボットプログラミング教室に!【予算20000円】
レゴブーストってなんだ?という方は、こちらの動画をご覧ください。
LEGOブロックで組み立てたロボットを、自分の作ったプログラムで、動かすことができますよ。
出力として、モーター2つ、フルカラーLED
入力として6軸傾きセンサーが、レゴブーストの心臓部である「ムーブハブ」に内蔵されています。
さらに、外付けの「カラー&距離センサー(入力)」と「モーター1つ(出力)」を組み込むことで、様々な動きを作りだすことができます。
おもちゃとしても、ロボット教材・プログラミング教材としても、超優秀ですね。
価格は日によって変わりますが、大体20,000円。
こどものおもちゃにしては少々お高いですが、ロボット教材としては格安です。
価格確認用にリンクを添えておきますね。
ハード面では、手持ちのレゴブロックと組み合わせて遊べる拡張性があります。下の動画のように、ニンジャゴーと組み合わせることもでき、こどもに喜んでもらえそうですね。
ソフト面では、レゴブーストアプリだけでなく、Scratchでプログラムができます。 続きを見る
参考スクラッチ(scratch3.0)とレゴブーストのBluetooth接続方法
レゴブーストを導入すれば、他のプログラミング教材に引けを取らない環境を低価格で整えてあげられると考えます。
通信教育や通学制ではないので、入会金・月額料金がかからないのも嬉しいですね。
ポイント
20000円前後でロボット教材が手に入る!
2.レゴブーストで低コストなロボットプログラミングが始められる4つの理由
○レゴブーストの組立図・プログラミングツール・課題集が無料でダウンロードできる。【公式アプリ】
タイトルの通り、アプリ内の組み立て指示に従うことで、5種類のロボットが組み立てられます。
文字での説明ではなく、図を使った説明なので、まだ字が読めないこどもでも自立して組み立てることができます。
ぜひ、ダウンロードして、アプリをチェックしてみてください。
ロボット購入前でも、アプリの雰囲気が掴めるかと思います。
LEGO公式の無料アプリのリンクを貼っておきます。
組立図とプログラミングブロックの説明はこちらからどうぞ。
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参考【無料説明書】レゴブーストのプログラミングブロックと作り方の説明書【日本語PDF】
続きを見る
○スマホでブロックプログラミングができる。【PC・タブレットの準備不要】
他教材では、パソコンかタブレット端末が必要になりますが、レゴブーストの場合は、スマホだけで動かすことができます。
自分のスマホをこどもに渡すことになるので、こどもに自分のスマホを占有される・他のアプリを開かないように監視が必要ですが。
レゴブースト&スマホで初期投資を抑えつつ、こどものロボットに興味を持つか?・継続できるか?の見極めたうえで、タブレット端末を購入するのもアリだと思います。
ポイント
タブレット端末を買わなくても、スマホ1台で始められる!
○1家庭1台の購入で、教材を使いまわせる
おもちゃとして販売されているので当然なのですが、兄弟間、姉妹間、友達同士での使い回しが可能です。
2台揃えて対戦もできますね。・・・楽しそう( ´ ▽ ` )
○通学が不要
コロナ対策でリモートワークを経験された方、継続中の方の中には、通勤時間を仕事や家のことに当てられるメリットを感じられた方も多いのでは。
私自身は、出張・通勤など、移動の無駄について考え直す良いきっかけとなりました。
一方、習いごとの送り迎えでは、支度や移動時間を含めて、往復で20分~60分の時間を使ってしまいます。
特に、親は授業の開始と終了時間に合わせて、2往復する必要があるので、バタバタです。
この送迎の時間を、親子でプログラミングに挑戦する時間に当てて、こどもにとっても、親にとっても有意義な「家族の時間」「学びの時間」にしてはいかがでしょうか。
家庭学習が実現できれば、他の習いごと、友達との遊び、学校の宿題とも無理なく両立しやすいですね。( ´ ▽ ` )
移動時間削減の話になってしまいましたが、大切なことだと思い、書かせていただきました。時は金なり。時間単価で考えれば、移動にかかる時間はコストだと思っています。移動にかかる時間は、本来、親子とも他のことをしていたはずの時間ですので。
ポイント
無駄を省いて、「家族の時間」「学びの時間」を多く作ろう。
3. レゴブーストとロボットプログラミング教室の料金比較
参考までに初年度にかかる費用を以下の一覧表にまとめました。(2020年9月現在)
あくまで、初期費用・料金・授業数といった情報面での比較です。
私のおすすめはレゴブーストを自宅でいじり倒す中でプログラミングに触れさせることですが、
「先生や他の子供たちとの関わりを通じて得られる経験」、「教室に通うことで気持ちが切り替えられる」、「教室を通じて育む友人関係」といった、在宅学習では得られないメリットがあることは十分理解しています。
また、こどもがどの程度興味を持ってくれるかは、実際に体験してみないとわからないことだと思います。
こどもの興味・意欲を確認されたい方や、ロボット教室と自宅学習のどちらにしようかで迷われている方は、無料体験を活用し、それぞれのご家庭にあったやり方を見つけてはいかがでしょうか。
以下のまとめに教室HPへのリンクがありますので良かったらどうぞ。
ロボット教室4校の料金比較
教室名 | 初年度の年間費用 | 年間費用内訳 | 公式HP |
ヒューマンアカデミー |
167,750円 (月2回) |
入会金 11,000円 教室オリジナルロボット 31,350円 月謝 9,900円(月2回)*プログラミングコースの場合、 タブレット購入費用28,080円が追加 |
ヒューマンアカデミー ロボット教室 |
クレファス |
183,500円 (年40回) |
Kikcsジュニアエリートコース(〜小2) 入会金 16,500円 WeDo2.0 24,000円 月謝 11,000円(月3〜4回)*公式サイトに記載なしの為、問合せ価格 *タブレット貸出は教室による。 |
クレファス |
エジソンアカデミー |
170,000円 (月2回) |
入会金 10,000円 教室オリジナルロボット 40,000円 月謝 10,000円(月2回)PC貸し出し有り PC持込み割引有り |
アーテック |
LITALICOワンダー |
333,300円 (月4回)676,500円 (月8回) |
ロボットクリエイトコース(〜小3) 入会金 16,500円 WeDo2.0 0円(貸し出し) PC代 0円(貸し出し) 月謝 26,400円(月4回) or 55,000円(月8回)*小3名以降はマインドストームを購入 |
リタリコワンダー |
自宅用ロボット教材3つの料金比較
教材名 | 初年度の年間費用 | 年間費用内訳 | 公式HP |
Z会 |
78,562円 (全12回)+タブレット費 |
基礎編の場合
受講料 51,942円(12ヶ月一括払い) レゴWeDo2.0 26,620円 +タブレット購入費用 |
Z会プログラミング講座 with LEGO® Education |
レゴ WeDo2.0 for home by アフレル |
WeDo2.0 for home 35,970円+タブレット費 |
教材費 35,970円 |
アフレル LEGOWeDo2.0 |
Amazon (2020/9現在) 18,917円楽天 (2020/9現在) 20,300円+収納ケース等 |
教材費 18,917円(2020/9現在) 収納ケース 110円×6 |
Amazon |
親のサポートが必要になりますが、レゴブーストのみ2万円前後でスタートでき、コスパが頭一つ抜けています。
レゴブーストの購入はAmazonが安定して低価格です。
ポイントを考慮するのであれば、楽天もありかと。出品しているショップや時期で値段は変動しますので、20,000円以下の時の購入が良いと思います。
私的には18000円前後ならGO!
たまにコストコで安売りしているみたいですので、コストコがお近くにある方は、おもちゃコーナーを確認されるのも良いですね。
ポイント
他教室・他教材と比較しても、レゴブーストは高コスパで優秀!
4. レゴブーストの市販教材・無料ツールを活用しよう!【書籍・Scratchでステップアップ】
アプリ内の課題が一通り終わったら、もしくは、力が身についてきたと感じたら、以下の教材にステップアップしてみてはいかがでしょうか。
・THE LEGO BOOST IDEABOOK【3000円】
・LEGOTECHNIC虎の巻【0→1000円】
・Scratchプログラミング【予算0円】*PC/タブレット必要
・みおろぼ!オリジナル教材【0円】
THE LEGO BOOST IDEA-BOOK【3000円】
この1冊で、95通りのロボットが作れます。
洋書ですが、組み立てとプログラミングがカラー写真で説明されているので、子供一人でも組み立てることができます。
使用するブロックは、レゴブースト部品だけなので、ブロックの追加購入も不要です。
この本の事例は30分以内に組み立てられるものが多いので、飽きにくく、レベルダウン教材としても活用できます。
公式のバーニーやフランキーは組み立てがやや難しく、時間もかかるので、崩すのにわりと躊躇します。崩しやすいということは、組立ての機会が増えることでもありますので、学習機会が増やせますね。
レゴブーストアプリ内のロボット製作が終わってなくても、あると便利な1冊です。
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【書評】レゴブースト改造のおとも【The LEGOBOOST ideabook】
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LEGO Technic 虎の巻【0円→1000円】
上述のIDEABOOKの著者 五十川芳仁さんのノウハウがつまった本(PDFファイル)です。
下の写真のように、目的別に、メカ要素の組み合わせ事例が写真で掲載されています。
五十川さんのHPから、無料でダウンロード可能です。(継続して利用される場合は1,000円を支払う仕組みになっています。)
リンク↓
この本につまっているのはアイデアの小さな種。すてきな作品に育てるのはあなたです。
作品もすてきですが、五十川さん自身もすてきです。( ´ ▽ ` )
Scratchプログラミング【予算0円】
LEGO BOOSTはScratchと接続することができます。
Scratchの拡張機能を使用して、レゴブーストをScratchでプログラミングして動かすことができます。
拡張機能画面から左下のLEGO BOOSTを選択
ムーブハブのボタンを押してBluetooth接続することで
モーター、ライトを動作させるコマンドと、カラーセンサー、傾きセンサーからの情報を入力するコマンドが使えるようになります。
詳しい接続方法は、別記事にまとめました。
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参考スクラッチ(scratch3.0)とレゴブーストのBluetooth接続方法
続きを見る
LEGOブロック・Scratchとも拡張性と自由度が高いので、こどもの成長に合わせて、オリジナルのロボットを作ったり、新しい遊び方を発見することができます。
また、認知度が高いので、インターネット上での参考サイトや書籍が豊富にあります。
検索すれば、困ったときの解決方法や、面白いアイデア/遊び方などがたくさん見つかるので、自宅での学習も問題なしです。
みおろぼ!オリジナルプログラミング教材【0円】
当サイトでは、レゴブーストの在宅学習用オリジナル教材を考案しています。一緒に学びましょう。
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まとめ
ロボット教室/プログラミング教室に代わる選択肢として、レゴブースト(LEGO BOOST)を紹介しました。
大事なのは、安く済ませることだけでなく、家計の状況・子供の興味・得たい成果に合わせて、それぞれの家庭にぴったりの学習方法を選択することだと思います。
親子で一緒に楽しみながら学べる教材として、レゴブーストはピッタリでした!これは親がはまるタイプのおもちゃだと思います。
料金面で検討中の方や、近くに教室が無いといったお悩みがあるご家庭の、ロボット教育の選択肢の一つとして、レゴブーストを用いた在宅学習を検討していただけると嬉しいです!